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WOOD CONE [音楽]

 こんにちは usk です。今回は Victor.JVC の誇る WOOD CONE スピーカーのお話です。
WOOD CONE 皆さんご存じでしょうか。スピーカーのコーンはたいてい紙でできていますが、これは WOOD = 木 でできています。木 ですよ 木。
wood_cone.jpg
 木には当然木目があり、材質の密度や硬度は一様ではありません。紙ですとほぼ均一な状態になることは想像つきますね。そうなると材質と形状からくる固有の振動数を持ち、ある周波数で共振してしまいます。木は木目により材質の状態がバラバラで、この状態が起こりにくいそうです。
 また、驚くのは加工技術。木の厚さは 0.28mm だそうです。うっすいですね。経木のようなもんですね。あれを任意の形に成形する過程で、私は絶対にひび割れしたり、波打ったりしてしまうと思うのですが、それを克服したのが Victor さんのすごいところです。あっ、忘れてはいけないことが!スピーカーのエンクロージャーですが、MDF (medium density fiberboard) 材なんか使用してませんよ。無垢の木を使用しています。無垢の木…モノ好きな方ならこれだけで惹かれてしまいますよね。
 さて、肝心の 音 ですが、私は気に入りました。直径9cm のフルレンジ1発のバスレフポート付きですが、目をつぶって聞いていると、とてもこんな小さな、しかもフルレンジのみのスピーカーから出ている音とは思えません。上を見ればきりがありませんが、思わずニンマリです。いろんなCDを聞いてみましたが、女性ヴォーカルものが得意なようですね。ダイアナ・ロス(Diana Ross)など、い~い感じです。オーケストラなどの周波数レンジの最も広い部類の音楽は苦手な様子です。チャイコフスキー(TCHAIKOVSKY)の 祝典序曲「1812年」(Ouverture solenelle "1812")の中で大砲の音が出てきますね。このあたりでも苦手感が出ていました。まぁヨシとしますが。総じて、とってもよい品だと思いますね。試してみたくなったでしょう。すでに大きなスピーカーを持っている方はいらないでしょうけど、ボーナスで買いたいなぁと思っている方、今買わずにいつ買います??
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