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The Beatles [音楽]

 みなさんこんにちは、usk です。先の3コラム、読んで頂けましたでしょうか?題材の物事をこれから始めたい!とか興味あるので知りたい!という方を対象として、足を踏み入れる際の手助けとなるように書いているつもりですが、参考になっていますでしょうか。もしお気づきの点があればご指導お願いいたします m(_ _)m 。

 さて、今回は The Beatles について書こうと思います。これは私の人生から絶対に外せません!Beatles はみなさんご存じだと思いますし説明するまでもないですが、念のため概要を。
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 Beatles は、イギリス・リヴァプール出身のロックバンドです。ロック というと「んん?そうかぁ?」と思われるかもしれませんが、どうやらこれは全世界の共通認識のようです。ですからロック と書きました。ちなみに私、ロック好きです。それはさておき、彼らが全世界で最も広く知られ、最も成功したロックバンドであることに異論を唱える人はいないでしょう。事実ですから。1962年10月にレコードデビューし、1970年4月に惜しまれつつ解散しています。1960年代を代表する世界的アイドルとして成功を収める一方で、彼らの作り出した音楽は60年代以降のロック・ポップスシーンに多大な影響を与えることとなりました。リズム・アンド・ブルースやロックンロールが好きな方は聞いてお分かりになると思いますが、これらををルーツとしており、革新性と普遍性を併せ持った彼らの作品は、現代音楽の金字塔として揺ぎない地位を保っています。
 彼らは、イギリスの勲章のひとつ、大英帝国勲章(Order of the British Empire)を授与されました。1965年のことだと何かで読みましたが、あってますか?間違っていたらご指摘ください。この勲章はイギリスの勲章の中で最も広く知られており、他にはビル・ゲイツ(William Henry Gates III,Microsoft)、ジミー・ペイジ(James Patrick Page,LED ZEPPELIN,Guitar) 、エルトン・ジョン(Elton Hercules John)、コリン・マクレー(Colin Steele McRae,WRC,~2007.9.5)、他が授与されています。

 ちょっと寄り道していいですか?コリン・マクレーは私の大好きなラリードライバーです。彼は自宅周辺で自身が操縦していた自家用ヘリが墜落し、39歳の若さで亡くなりました。WRCにおけるスバルの初優勝をもたらした偉大な人物です。webのニュースでそのことを知り、私は膝から崩れ落ちました。あの豪快な走りがもう見られないのかと…。

 さて、つまらない情報はこれくらいにしましょうか。みなさんは彼らの演奏しいている映像を見たことはありますか?私はエド・サリバン・ショー(The Ed Sullivan Show,CBS) での演奏映像をいくつか見たことがありますが、観客(若いおねぇさんたち)の文字通り黄色い声援が飛び交ってましたね。声が見えるような感じがしました。ものすごい声援で大気中の水分子が振動し、あたかも電子レンジのように温度がぐんぐん上がっているように感じました。あの観客たちは Beatles の音楽を聴きに来たのではなく、アイドルとしての Beatles を見に来たんですね。そんな中での演奏、彼らの心境はいかばかりか…。「みんな、僕らの演奏を聴いてくれていない!」と思っていたに違いありません。それでも楽しそうに演奏している彼ら、プロフェッショナルですね。こういう目線で見てみると、より理解が深まります。下の写真が エド・サリバン(Edward Vincent Sullivan,~1974年10月13日) です。TVの名司会として知られています。Beatles と対で覚えておいてください。切っても切り離せない人です。
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 そうそう、映像といえば武道館公演!映像の話の前に、武道館招致が大変だったそうですよ、というお話をします。武道館では1966年6月30日から7月2日にかけて5公演行われましたが、日本武道館に招致する交渉は大変難航したそうです。世界的な人気者ですから、警備面でも相当な神経を使わなければなりません。警視庁は頭を抱えて悩んだようです。このあたりのいきさつはweb上にいくらでもありますのでそちらを参考にして頂くとして、割愛させて頂きます。あまり知られていない(と思われる)のは、当時の読売新聞社主で日本武道館館長でもあった正力松太郎氏が、「ペートルなんとかというのは一体何者だ? そんな連中に武道館を使わせてたまるか」と発言し、土壇場で会場変更(後楽園球場)の立案がされたそうです。ポスターやら何やらの手配が完了した後に…。これは名(迷)言です。私はこれを知ったとき、その場でのたうち回って笑い転げました。笑い上戸の人だったら息の根止まりますよ、本当に。「ペートルなんとか」って、あーた、勘弁してくださいよ!と今の時代を生きる私を含めた Beatles ファンは言うでしょう。しかし時代が違いましたよ、時代が。当時は「なつかしの歌謡曲」全盛の時代。そんなときに She loves you yeah! yeah! yeah! などと聞こえてきたらどうなりますか。私ならチビりますね。当時の年配者のみなさんは「あんなもん、不良が聞くもんだ!」と口々に言っていたそうです。不良にならないようにと Beatles を聞くことを禁止する学校もあったそうですよ。これは無理もないと思うべきでしょう。それだけの衝撃たっだということです。私の父も若いころそういう環境で Beatles を聴きこんでいたそうです。
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 そんな中実現した武道館公演、素晴らしいじゃないですか。前座として尾藤イサオ、内田裕也、 ジャッキー吉川とブルーコメッツ、ザ・ドリフターズなどが舞台に上がりましたが、ドリフターズが登場したとき、会場を埋めたおねぇさんたちが、彼らを Beatles の4人と間違えて、その前座演奏の終了まで金切り声を上げ続けたそうです。ぷぷぷ、見ようよ!ちゃんと見よう。中には気づいていたけど、周りがそんな様子だから引くに引けなかった人もいたのでしょうかね。
次の写真がその様子です。
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    Oh! ! ! Jesus!

 お待たせしております、武道館公演の映像のお話です。私が見た媒体は確かレーザーディスクでしたかね。うろ覚えで申し訳ありません。その映像を見て驚いたのは、なんと演者用のモニタースピーカーが設置してなかったんですね。モニタースピーカーとは、演奏している本人が自分の出している音をモニタリングするためのスピーカーで、演者の方を向いて設置されています。イヤフォンでモニタリングしてるのかな?とも思いましたが、そんな様子もありません。音響設備が今とは比べ物にならないくらいに貧弱だったんですね。そこにきてあの金切り声です。心中お察しいたします。それと、マイク!これは武道館公演の映像を見た方ならば全員が気付いたであろうことですが、なんと演奏中にマイクがどんどんそっぽを向いてしまうんですね。ポールは演奏中の区切りのいいところで、ササッとマイクの向きを直して演奏していました。
はい、これは武道館公演のセットリストです。

  1.Rock And Roll Music
  2.She's A Woman
  3.If I Needed Someone
  4.Day Tripper
  5.Baby's In Black
  6.I Feel Fine
  7.Yesterday
  8.I Wanna Be Your Man
  9.Nowhere Man
 10.Paperback Write
 11.I'm Down

 1曲目に Rock And Roll Music を持ってきましたね。いいですね。一気に観客を引きずりこむ作戦です。Just let me hear some of that rock and roll music. Any old way you choose it. ♪♪♪ Yeahhhh! 私も例にもれず、引きずり込まれました。レーザーディスクに。

 みなさん、Beatles の曲で一番好きなものはどれですか?私は While My Guitar Gently Weeps です。2番は決められません。みんな良い曲ですから。1番を決めるのだって、断腸の思いだったんですよ。この曲は ジョージ・ハリスン(George Harrison) の代表作の一つです。彼は2001年11月29日に肺癌と脳腫瘍のためこの世を去りました。大ファンだった私は人知れず枕を濡らしました。ぽっかり穴が開くとはこういうことか…と、非常にショックが大きかった出来事です。個人的にも、人類にとっても。きっと彼は向こうでも意欲的に創作活動をしていることでしょう。ジョージの写真と一緒に While My Guitar Gently Weeps の音源を載せておきます。
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 この曲のリードギターはだれが弾いているかご存じですか?Beatles ファンならばご存じでしょう。そうです、エリック・クラプトン(Eric Patrick Clapton)です。
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 いやぁまいった。神が出てきましたね、神が。両氏は大親友だそうで、ジョージの依頼を快く引き受けたとか。今、大変気持ちが高ぶっていますので、このままエリック・クラプトンのことまで書き始めそうになりましたが、なんとか己を制止できました。エリック・クラプトンのことはまた機会を改めて書かせて頂きますね。2009年2月 の武道館公演は見に行きましたので、その様子も合わせて…。
 ちなみにこの曲は有名な2枚組アルバム The Beatles に収録されています。そんなアルバム聞いたことないって?WHITE ALBUM と言えばわかるでしょう。そうなんです、愛称の ホワイトアルバム の方が通った名前なんですね。なんでホワイトかって?ジャケットが白いからです…。
 
 突然ですが、20世紀最大の発明って何だと思います?航空機でしょうか?コンピュータでしょうか?ペニシリンでしょうか?どれも偉大な発明であることには間違いありませんが、私は1番ではないと思います。20世紀最大の発明は ロックミュージック です。批判を恐れず断言してしまいました。実際問題ペニシリンが1番でしょうけど、今の心境では…こうなります。
 さあみなさん、 Beatles 聴きたくなりましたね。私は今すぐ聴きたいです。デビュー後45年以上も愛され続けているバンドはそうそういませんよ。そしてそれだけ長い間聴かれている曲もなかなかありません。私は Beatles をリアルタイムで経験したわけではありませんが、彼らの音楽を聴ける時代に生まれて本当に幸せです。
今聴かずに、いつ聴きますか。Love me do~...
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