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→Pia-no-jaC← [音楽]

 こんにちは usk です。先日投稿した エイリアン の記事で登場したトラボルタですが、あれ以降毎日我が家にやってくるようになりました。昨夜など、ご宿泊されていく始末…。うちはペッ禁なのに。まぁいいけど。爪とぎトイレ買ってきましたよ。寝床もこさえましたよ。お隣さんにバレたら、口封じしなくちゃいけません。今どうやって口封じするか作戦を練っているところです。とりあえずトラボルタなどという不自然な名前は怪しまれる可能性があるので改名しました。新しい名前は 中嶋 です。よろしくお願いいたします。

 さて、今回は →Pia-no-jaC← というなんともかっこいい2人組のバンド…バンドでいいのでしょうか、迷うところですが、とにかく2人組を紹介します。ちなみに、ピアノジャックと読みます。まずは聞いてみてください。私は、最初の5秒でハマりました。

 これはさすがに音楽好きを自負する私も知りませんでした。近頃の、音楽だかノイズだか分からないようなものは全く知ろうともせず、むしろ知らないことが美徳とすら思っていますが、→Pia-no-jaC← は 今まで知らなかったことを悔みました。
 彼らは2005年4月に結成されたそうです。HAYATOさん(Piano)、HIROさん(Cajon)の二人で構成されるインストゥルメンタルユニットです。歌なしですね。名前の由来は左から読むとピアノ右から読むとカホンとなるということらしいです。
 ん?カホンってなにって?カホンは楽器自体に跨って演奏される箱型の楽器です。跨るタイプはペルー式と呼ばれるそうで、コンガのように股に挟んで演奏されるものはキューバ式だそうです。通常ペルー式カホンを指す場合が多いようですね。で、外観はこれです。
cajon.jpg

 What? 鳥の巣箱?メジロが住んでくれそうですね。ちょっとそこの御仁、そりゃないでしょう。あっ、私のことですね、すみません。まぁ50mも離れれば見紛いますね…。これ、立派な楽器なのです。叩く場所によって、いろんな音がするんですね。

 ついでなので、ピアノはご存じですよね。ピアノは弦をハンマーで叩くことで発音する鍵盤楽器の一種です。しかし、内部機構の面からは打楽器と弦楽器の特徴も併せ持った打弦楽器に分類されるという考え方もあります。面白いですね。鍵を指で押すと、鍵に連動したハンマーが対応する弦を叩き、音が出ます。音域が非常に広いことが特徴です。見た目がよく似ている楽器で、チェンバロ(独: Cembalo, 伊: Clavicembalo)がありますが、こちらは鍵盤を用いて弦を弾いて発音させる楽器で、撥弦楽器(はつげんがっき)です。チェンバロはバロック音楽において幅広く用いられており、ピアノの発展とともに人気が衰退しました。現代音楽においては独特の音色のためにしばしば用いられています。
 私、チェンバロの音は大好きです。以前、イ・ムジチ合奏団(I Musici)というイタリアの室内楽団のコンサートを聴きに行きました。はっきり言わせていただいて、最高の合奏団です。イ・ムジチは1952年にローマの音楽院の卒業生12名が集まって結成された合奏団ですが、形体が特徴的です。指揮者がいないのです。楽員全員の合議で音楽を作り上げる形式をとります。編成はヴァイオリン6挺、ヴィオラ2挺、チェロ2挺、コントラバス1挺、チェンバロ1台となっています。イタリアや世界のバロック音楽界における最も名高い楽団のひとつであり、日本での人気も高いんですね。彼らの演奏するアントニオ・ヴィヴァルディ(Antonio Lucio Vivaldi)の『四季』はバロック音楽ブームの火付け役だと言っても過言ではありません。下はイ・ムジチ合奏団の写真です。中央奥にあるのがチェンバロです。さらに、チェンバロの音が聞けるイ・ムジチ合奏団の音源も載せておきます。興味のあるかたはどうぞ。背後の方でチンチロチンチロと聞こえてくるのがチェンバロです。
i musici.jpg


 ああぅ、また話がそれてしまいました。申し訳ありません。もとに戻します。
→Pia-no-jaC← は鍵盤と打楽器だけという非常にシンプルな構成ながらも、独学で培ったというテクニックを駆使した演奏、どことなく アジアン なメロディーで楽しませてくれます。さらに、突進してくる衝撃波のようなスピード感。なぜか遠くに行きたくなってしまいます。みなさんぜひCD買ってみてください。私は一気にすべてのCDを買ってしまいました。買って損はさせません。
 ただ、ピアノというレンジの広い楽器と、カホンという低音の楽器の組み合わせですので、スピーカーで聞く場合には根性のないものだと完全に再生できないかもしれません。WOOD CONE のコラムで紹介したスピーカーでは、ちょこ~っとだけ不満でした。それでも楽しめましたけど。まぁそんな細かいことは気にせず、大音量で楽しんでください。聞きたくなりましたか?CD買いたくなりましたか?
今聴かずに、いつ聴きます?
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