ガンシューティング [番外]
みなさんこんにちは。uskです。2010年ももうじき終りです。お正月など私にはなんの重要性もありませんが、いやでも訪れるので仕方なく受け流します。でもお餅を食べられるのはうれしいです。亡くなったばぁちゃんがふかしたもち米は、うまかったなぁ。鰹節をのせて醤油を少しかけて食べるのが好きでした。ばぁちゃん、俺は元気でやってるよ。
さて、先日会社の同僚と、東京都グアム区へ行ってきました。目的は射撃です。リゾートや充実したホテルライフなど、私は一切興味ありません。撃って撃って撃ちまくるために行ってきました。と言いつつも、観光もしましたし、海で泳いだりもしました。せっかく行ったんですからね、やっぱり。この海、見てくださいよ。国内も面白いところはたくさんありますが、この現実離れ感はなかなかね。
射撃場は Tactical Outdoor Range,Inc 通称 T.O.R.I. と Guam Outdoor Shooting Range 通称 G.O.S.R. です。グアムには屋外射撃場が現在3件ありますが、そのうちの2件です。もう1件、世界中の射撃場の中でもトップクラスの銃の品ぞろえのところがあるのですが、弾薬価格がべらぼうに高いので、今回はパス。メインは T.O.R.I. だったのですが、M14が撃ちたかったので、翌日 G.O.S.R. にも行ったわけです。
さて射撃当日、ホテルのロビーで待っていたら、やってきました、お迎えの車。オプショナルツアーなんかをたのむと、きれいなバンで迎えに来てくれるのですが、私たちの乗り込んだのはちょっとくたびれた車。助手席の窓は開きません。
ドライバーは レンジマスター の フランク (Franklin.C.Rivera) です。フランクはナイスなおっちゃんで、色々教えてくれました。私は自分の中で、拳銃射撃は何はなくともトリガーの引き方に尽きると考えていますが、フランクもトリガーの引き方を細かくレクチャーしてくれました。
マリンドライブ と呼ばれている、ホテルロードから1本中に入った1号線を南下し、T.O.R.I.のオフィスへ到着しました。窓の全てに超厳重に鉄板が張り付けられており、入口にもセキュリティーシステムが付いています。案内されて中に入ると、ショーケースにたくさんの銃が並んでいます。好きな人は大はしゃぎですよ。私のように。
フランクが「好きな銃を持って、ドライファイヤー(*1)していいよ」というので、遠慮なくさせて頂くことに。今回私は 9mm と .45ACP と 5.56mmNATO弾 を撃ちに来ました。なので、それらの銃を出してもらいます。
9mm
SIG P226
GLOCK17
.45ACP
COLT 1911
Kimber Custom Target
SFA 1911 Custom
GLOCK21
5.56mmNATO
COLT M4
やはり、お気に入りは変わりませんでした。9mmではSIGのP226が一番しっくりきます。うまい人は、グリップ形状やトリガーのストローク、トリガーの重さなど気にしないようですが、私はそうはいきません。.45はKimberのガバメントモデルが好きですね。自分の好みに変化がないことを確認し、連れとカブらないようにチョイスしました。銃の交換や弾薬のシェアは自由とのことなので、カブらないように選べばそれだけたくさんの種類を撃てます。奥が P226、左が GLOCK17、右が BerettaM92FS です。
そしてこれは、COLT社 の M1911(ガバメント) のコピーモデルたちです。私の好きな45口径です。本場ではCOLT社 のものより、コピー品の方が高性能で人気があるそうです。右側の Kimber 製のものなど、気持ちいいほど良く当たりました。もはやコピー品とは呼ばれず、地位を確立しています。競技用などに多用されています。
これがM4。アサルトライフルですが、民間用なのでセミオートマティックです。米軍が使用しているモデルですね。戦争映画などでよく見ます。
この後、弾薬の確認と支払を済ませて、フランク号で出発です。連れの一人が 38special を撃ちたいとのことだったのですが、弾薬の在庫がないため銃砲店に立ち寄り購入ました。そしてターゲットにするコーラ(24個入りで$8!安いやんけ!)をコンビニで購入し、レンジへと向かいます。
ここがレンジです。ジャングルを切り開いて作られたようです。ここのレンジはグアム最長で、65mあります。
こちらは射撃テーブルです。一応仕切りはありますが、肝心のアクリルが取れている箇所がほとんどなので、左隣から薬莢が飛んできて熱いです。
コーラを並べました。
写真を撮っているうちにフランクが弾薬を配膳してくれたので、各々箱から出して並べてみました。
ちょっと少なかったかな?と思いますが、$に限りがありますゆえ、今回はこのあたりで勘弁することにしました。マガジンに弾を込めて、銃に装填して、スライド戻して、どーん!楽しいですね。コーラの缶は並べる前に思いっきり振ってますので、命中すると中身がプシューっと飛び出て面白いです。
ただ、これはテーブル射撃と言って、じっくり狙って撃つことができるので、命中させるのはそれほど難しくありません。難しいのは、移動しながらの射撃です。T.O.R.I.では CQB の練習をさせてもらえます。CQB とは Close Quarters Battle の略で「近接戦闘」、「閉所戦闘」などと訳されます。フランクの号令とともに、足音をたてないように素早く移動しながら、ターゲットに2発づつ撃ちこみます。素早く2発撃ちこむことを ダブルタップ と言います。
これがなかなか難しいんです。ゆっくり移動しながら、ゆっくり狙って撃てば真ん中らへんに命中させられますが、それだと CQB の意味がありません。素早く移動しながら素早く打ちこまねばなりません。テーブル射撃がうまい人でも、移動しながらというのは難しいはずです。狙いが定まりませんから。まだまだ課題は多いです。
最後にパチリ。いい汗かきました。フランク、ありがとう。代表の TAKAさん もいろいろお世話になりました。ありがとうございました。
右から2番目がフランク、左から2番目が私、両端は私の同僚です。フランク、上半身裸です。銃の配置が終わったらもう裸でした。。。フランクだけにフランクです。私はこういうノリは好きですね。
最後に、こんな100%自分の趣味遊びに行かせてくれた妻に感謝しています。アウトドアでの実弾射撃と聞いて、恐ろしいと思ったことでしょう。何かの間違いで怪我をするかもしれないと思ったことでしょう。止めようと思ったことでしょう。それでも理解してくれて行かせてくれました。本当にありがとう。
聞きたくないかもしれないけど、言います。
また行く。ごく近い将来。
(*1)ドライファイヤー:カラ撃ち
さて、先日会社の同僚と、東京都グアム区へ行ってきました。目的は射撃です。リゾートや充実したホテルライフなど、私は一切興味ありません。撃って撃って撃ちまくるために行ってきました。と言いつつも、観光もしましたし、海で泳いだりもしました。せっかく行ったんですからね、やっぱり。この海、見てくださいよ。国内も面白いところはたくさんありますが、この現実離れ感はなかなかね。
射撃場は Tactical Outdoor Range,Inc 通称 T.O.R.I. と Guam Outdoor Shooting Range 通称 G.O.S.R. です。グアムには屋外射撃場が現在3件ありますが、そのうちの2件です。もう1件、世界中の射撃場の中でもトップクラスの銃の品ぞろえのところがあるのですが、弾薬価格がべらぼうに高いので、今回はパス。メインは T.O.R.I. だったのですが、M14が撃ちたかったので、翌日 G.O.S.R. にも行ったわけです。
さて射撃当日、ホテルのロビーで待っていたら、やってきました、お迎えの車。オプショナルツアーなんかをたのむと、きれいなバンで迎えに来てくれるのですが、私たちの乗り込んだのはちょっとくたびれた車。助手席の窓は開きません。
ドライバーは レンジマスター の フランク (Franklin.C.Rivera) です。フランクはナイスなおっちゃんで、色々教えてくれました。私は自分の中で、拳銃射撃は何はなくともトリガーの引き方に尽きると考えていますが、フランクもトリガーの引き方を細かくレクチャーしてくれました。
マリンドライブ と呼ばれている、ホテルロードから1本中に入った1号線を南下し、T.O.R.I.のオフィスへ到着しました。窓の全てに超厳重に鉄板が張り付けられており、入口にもセキュリティーシステムが付いています。案内されて中に入ると、ショーケースにたくさんの銃が並んでいます。好きな人は大はしゃぎですよ。私のように。
フランクが「好きな銃を持って、ドライファイヤー(*1)していいよ」というので、遠慮なくさせて頂くことに。今回私は 9mm と .45ACP と 5.56mmNATO弾 を撃ちに来ました。なので、それらの銃を出してもらいます。
9mm
SIG P226
GLOCK17
.45ACP
COLT 1911
Kimber Custom Target
SFA 1911 Custom
GLOCK21
5.56mmNATO
COLT M4
やはり、お気に入りは変わりませんでした。9mmではSIGのP226が一番しっくりきます。うまい人は、グリップ形状やトリガーのストローク、トリガーの重さなど気にしないようですが、私はそうはいきません。.45はKimberのガバメントモデルが好きですね。自分の好みに変化がないことを確認し、連れとカブらないようにチョイスしました。銃の交換や弾薬のシェアは自由とのことなので、カブらないように選べばそれだけたくさんの種類を撃てます。奥が P226、左が GLOCK17、右が BerettaM92FS です。
そしてこれは、COLT社 の M1911(ガバメント) のコピーモデルたちです。私の好きな45口径です。本場ではCOLT社 のものより、コピー品の方が高性能で人気があるそうです。右側の Kimber 製のものなど、気持ちいいほど良く当たりました。もはやコピー品とは呼ばれず、地位を確立しています。競技用などに多用されています。
これがM4。アサルトライフルですが、民間用なのでセミオートマティックです。米軍が使用しているモデルですね。戦争映画などでよく見ます。
この後、弾薬の確認と支払を済ませて、フランク号で出発です。連れの一人が 38special を撃ちたいとのことだったのですが、弾薬の在庫がないため銃砲店に立ち寄り購入ました。そしてターゲットにするコーラ(24個入りで$8!安いやんけ!)をコンビニで購入し、レンジへと向かいます。
ここがレンジです。ジャングルを切り開いて作られたようです。ここのレンジはグアム最長で、65mあります。
こちらは射撃テーブルです。一応仕切りはありますが、肝心のアクリルが取れている箇所がほとんどなので、左隣から薬莢が飛んできて熱いです。
コーラを並べました。
写真を撮っているうちにフランクが弾薬を配膳してくれたので、各々箱から出して並べてみました。
ちょっと少なかったかな?と思いますが、$に限りがありますゆえ、今回はこのあたりで勘弁することにしました。マガジンに弾を込めて、銃に装填して、スライド戻して、どーん!楽しいですね。コーラの缶は並べる前に思いっきり振ってますので、命中すると中身がプシューっと飛び出て面白いです。
ただ、これはテーブル射撃と言って、じっくり狙って撃つことができるので、命中させるのはそれほど難しくありません。難しいのは、移動しながらの射撃です。T.O.R.I.では CQB の練習をさせてもらえます。CQB とは Close Quarters Battle の略で「近接戦闘」、「閉所戦闘」などと訳されます。フランクの号令とともに、足音をたてないように素早く移動しながら、ターゲットに2発づつ撃ちこみます。素早く2発撃ちこむことを ダブルタップ と言います。
これがなかなか難しいんです。ゆっくり移動しながら、ゆっくり狙って撃てば真ん中らへんに命中させられますが、それだと CQB の意味がありません。素早く移動しながら素早く打ちこまねばなりません。テーブル射撃がうまい人でも、移動しながらというのは難しいはずです。狙いが定まりませんから。まだまだ課題は多いです。
最後にパチリ。いい汗かきました。フランク、ありがとう。代表の TAKAさん もいろいろお世話になりました。ありがとうございました。
右から2番目がフランク、左から2番目が私、両端は私の同僚です。フランク、上半身裸です。銃の配置が終わったらもう裸でした。。。フランクだけにフランクです。私はこういうノリは好きですね。
最後に、こんな100%自分の趣味遊びに行かせてくれた妻に感謝しています。アウトドアでの実弾射撃と聞いて、恐ろしいと思ったことでしょう。何かの間違いで怪我をするかもしれないと思ったことでしょう。止めようと思ったことでしょう。それでも理解してくれて行かせてくれました。本当にありがとう。
聞きたくないかもしれないけど、言います。
また行く。ごく近い将来。
(*1)ドライファイヤー:カラ撃ち
2010-12-23 14:00
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